好奇心というのは年齢ともに失われるという話があります.歳を重ねて色々なことが分かってくると,自分が知っている範囲のことを駆使すればなんとかなってしまうことも多いし,新しいものも過去に似たようなものに遭遇していて「ああ,またこれか」と見過ごしてしまうこともあるように思えます.いくつになっても新しいことへの興味は失いたくないですね. 

 そんな感じで興味についての話.過去にこういう記事を読みました.自分なりの要点も加えておきます.

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  • 企画の出し方などで,例えば,常に何かを考える時に、「AとBの対比で考える」「同じ種類のものを2個ずつ並べるとどうなるか」「似ているものを2つ以上並べると、なんか意味が出てくる」「なんでもベスト5」のような考え方をする
  • 例えば日本の国宝の絵を描いた画家は「雪舟、俵屋宗達、狩野永徳、尾形光琳、長谷川等伯。この5人だけ覚えればいいよ」ということをどんどん言い切ってみる.本当は情報はもっと持ってるんだけど,出す時にどう整理して,どう切り取って出すか考えてみる
  • こののように,情報の入れ方と出し方を自分の中で整理して,自分の興味のある情報を入れて,人にそれをおもしろがってもらうためにどういうふうに出すかなどと考える
  • どれだけおもしろい「考える癖」を持っているかどうかが重要.例えば「Aさんは,指示したことに対して,ただ返してくるだけじゃないやつだな」となるよりも「そこになんらかの,彼なりの価値を乗っけて返してくるやつ」となると,仕事の印象もよくなるし,楽しい
  • 「自分だったらどう返す?」と考える癖をつけておくと,その人らしさが出るはず

 「頭の中を整理して5個覚える.そして伝える」とか「自分だったらどう返す?と考える癖をつける」結構有用な考え方だと思いました.とくに5個覚えるというのは具体的なので実行しやすいと思います.「自分だったらどう返す?」というのは習慣の話なので意識しないとなかなか身につきませんが,なるべく心がけてみたいと思うわけです.