『マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣』という本が面白かったので,読書メモ.

  

 

 全部メモはしなかったし,後半は割とよく見る感じがしました.むしろ,第一章にかなり重要なことが集約されているので,ここだけメモしました.

「バリュー」にこだわる
マッキンゼーでは次の手順で問題解決をする
  1. 真の問題を把握する
  2. 問題を整理して構造化する
  3. 情報収集を行う
  4. 仮説を立てる
  5. 仮説を検証
  6. 解決策を考える
  7. 解決策を実行する
習慣1 常にゼロ発想をする
  • ゼロ発想ではそもそも何が真の問題なのか? そもそもそのビジネスは今後,本当に続けるべきなのか? というところから考えてみる
  • いい仕事の第一歩は,何が問題なのかを把握すること.
  • 「そもそも・・」のゼロ発想で問題の本質に近づく
習慣2 鳥の目で分析して最適解を探す
  • ゼロ発想を身につけるためには「俯瞰視点」をするべき.
  • 常に自分視点で考えているかチェックし,脊髄反射的に自分視点で判断するのはやめる
  • 「なぜ自分は今,自分視点で考えてしまったのかな?」という,自分自身に対しても一段高い支店を構築する.
習慣3 クリティカルシンキングを身につける:
  • 自分自身が問題解決の対象である場合,なかなかドライには割り切れない
  • このために,自分が立てた仮説について「何が原因であり,その結果どうなっているのか」を細かく突き詰める,ロジカルシンキングが役立つ
  • 「すべての原因と結果をバラして考える」のが重要であり,その際に発送を深めるのがクリティカルシンキングである
  • クリティカルシンキングは「どうしてなのか?」「本当なのか?」「真の問題はなにか?」「もっといい打開策はないのか?」という具合に批判的な思考や自らの投げかけを続けること
習慣4 「雨」が降る前に「傘」を準備する
  • 「空」今どんな状況なのか,という「事実」
  • 「雨」その状況が具体的に何を意味しているのか,という「解釈」
  • 「傘」事実と解釈を踏まえた上で実際に取るべき行動,つまり「解決策」
  • 「空・雨・傘」の発想ができる人は,雨に濡れない
習慣5 「現場」にいく
  • 多くの仕事は基礎情報を集める「リサーチ」から始まる.重要なのはリサーチの質
  • 第1ステップは「情報収集の目的」を明確にする
  • 第2ステップは「片っ端」から調べる
  • 第3ステップは「現場」に行くこと
習慣6 イシューからはじめる
  • 何が問題なのかを把握できたら,次にすべきことは「できごと(事象)」と「要因」を分けて考えること.すると重要度が高い物が見えてくる
  • 実際に問題解決に取り組もうとすると,どんどん事象や要因が枝分かれして複雑になり,全体が把握しにくくなる.そして何を優先すべきか判断が難しくなる.それを避けるために「ロジックツリー」を使って分析する
  • ロジックツリーは左から右に細分化される.そのために問題を解決するための革新的な課題は何なのかを決める.これを「仮説(イシュー)」と呼ぶ
  • 仮説を立てて,検証し,結果が出なければ次の仮説を立てて検証する.このプロセスを「仮説思考」と読んでいる
習慣7 「バリュー」にこだわる
  • バリューの大きさが大切で,長時間労働が重要ではない
習慣8 「効率重視」か「アイディア重視」かを区別する
  • いま,自分のやっている仕事は「追求すべき効率」なのか「ゼロ発想」かを考えて
習慣9 緊急度と重要度のマトリクスをつくる
もし余命が1年だったら? と問いかけてみる
 
 

 

あとは,この記事も興味深かったですねー 

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