働き方改革というのが浸透して暫くたちます。長時間労働が削減され、良い世の中になりました。
昔は毎日22時まで働いていました。転職してからはそんなことはそんなことは少なくなりました。
睡眠時間を十分に確保して、自分の時間も十分にあります。ホワイトな世の中です。
ただ、ふとした時に「昔は毎日しんどかったけど、あの時頑張ってよかったな~」と思う時があります。データの分析をサッとできたり、必要な資料をパッと作ったりできます。勿論内容にもよりますが・・・。
(仮に仕事がサッと出来るようになっていたとするならば)以前の我武者羅(がむしゃら)に働いた経験によるものだと思います。
新卒で入社した会社では、「修羅場が人を育てる」というのがありました。
当時からなんとなくそうだとは思っていましたが、職務経験を積むことで、実感に変わりました。
我武者羅に働いたときは思うように結果は出ないし、周りからも評価はされないので、割とつらい時期でした。そのまま仕事そのものが無かった事にもなりました。
ただ、仕事が変わって結果が出て周りからも好評なときに、昔の我武者羅な経験が役に立ったのかな、と思います。
がむしゃらに取り組めるのは余り責任のない立場だからであって、ある線を超えると結果を出すためのプロセスが求められます。我武者羅って目的に向かって一直線に向かって進むわけではないので、非効率に見えます。寄り道もたくさんします。我武者羅は美徳ではないのは重々承知です。てか私もがむしゃらは嫌いです。
ただ、この「寄り道」が後で効いてくる気がします。責任を問われないのであれば、我武者羅も悪くはないのでしょう。(個人的には余りやりたくはないですが・・・)
自分で自分を追い込むのを忘れてはいけないのかなと思います。
もうワンランク上げるには・・・
あと、本当に力がつく働き方って、
— 安達裕哉(Books&Apps) (@Books_Apps) 2022年3月30日
「お客さんと会って、手を動かす」ことです。
コンサルでも、営業でも、もちろん
ものづくりでも、ソフトウェア開発でも。
客やユーザからの強烈なプレッシャーがないと、
全く能力は伸びないですよ。
ただ我武者羅に頑張るだけではなく、ここからもうワンランク上げるには、人の目と厳しい客観的な評価が必要なのだと思います。
上司や身内からのフィードバックはある程度遠慮するので、そこまで厳しいものではありません。
お客さんや後工程の評価が一番厳しく、言葉なく如実を表すのだと思います。お客さんを強く意識することで磨かれます。
そして自分で創意工夫して、好評だとうれしいですね。
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