なんとなく本日は「数学を勉強する意味は」という話題を聞くのが多かった気がします。

 

図書館でこんな本を見つけました↓。

タイトルが面白そうだったのでジャケ借りです。

 

まだ読んでいないけど、読んだら感想を記事にしようかと思います。

 

また初耳学のYoutubeでも森岡毅さんのインタビューが流れてきました。

こちらの動画は期間限定なので、そのうち非公開になると思います。

なので要点をメモするとこんな感じです。

(一部過去記事で書いた話がありました)

  • USJの回復は数学的に導き出した。関東と大阪はマーケットの規模が違う。なので映画に限定したテーマパークにわざわざお客さんは集まりにくい。映画以外のコンテンツが必要であることは数学的に自明。自分に情熱があるのであれば、同じくらい鋭利な客観性が必要であり、その一つが数学。冷たさだけでは人はついてこないし、熱さだけでは道を間違える。
  • 数学で鍛えられるのは論理的思考力。数学が得意不得意関係なく、論理的思考を鍛えられるので勉強が必要。要領がよくない人は”どうしようもないこと(変えられないこと)”を一生懸命に取り組む。
  • マイナスなポイントをポジティブに変換する。グリーンピアという保養施設には「山しかない」のではんく「山がある」。山があることで何ができるか考え抜いた。山に人を呼ばなければいけないので、大自然に入っていきたい人間の本能を理解するため、猟師に弟子入りした。お客さんの本能を理解しないと、本能に刺さるものが作れない。それには現場に飛び込む必要がある。
  • 「文脈」によってはどんな特徴も強みになる。物自体を変えられないときはお客さんの眼鏡を変える、額縁を変える。弱みの見せ方を変えることで成功した。
    普通人間は弱点を直そうとするが、ナスビはキュウリになれない。ナスビは立派なナスビになるしかない。弱みが強みになることはない。弱点をなおして平均的な人間になるより、突出するべき。例えば経理部に配属されて向いてなければ辞めてしまってもいい。ただし数年間は本気で取り組むべし。会社は強みに給与を払っているので、弱みを鍛えても給与は増えない。
  • 強みは動詞の中にヒントがある。例えば「鞄が好き」なのであれば「鞄をデザインするのが好き」というのが強みのヒントになる。「サッカーが好き」なのではなく「サッカーの作戦を立てるのが好き」ならば分析能力やリーダの資質があったりする。
  • 良いものがあったとしても、消費者の頭の中に無いものは無い。

私の場合は数学というと、集合論とか代数を想像してしまいます。

でも集合論こそ、論理的思考を鍛える最も良い教材だと思っています。

動画でも言っていたように、別に得意にならなくても、そういうのを考えることが重要なのだと思います。

 

最後に「病的な例」とかちょっと懐かしい気がしました。

測度論のとき以来です。

 

 

おまけ

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