なんとなく本日は「数学を勉強する意味は」という話題を聞くのが多かった気がします。
図書館でこんな本を見つけました↓。
タイトルが面白そうだったのでジャケ借りです。
まだ読んでいないけど、読んだら感想を記事にしようかと思います。
また初耳学のYoutubeでも森岡毅さんのインタビューが流れてきました。
【大好評につき再配信!】この人の話を聞け!最強の戦略家!森岡毅 https://t.co/TG2kFSEM3t
— SHU10038 (@SHU10038) 2022年5月1日
面白いし勉強になりました。『数学を勉強する理由は論理的思考や問題解決力』というのはそうかもしれませんね。
こちらの動画は期間限定なので、そのうち非公開になると思います。
なので要点をメモするとこんな感じです。
(一部過去記事で書いた話がありました)
- USJの回復は数学的に導き出した。関東と大阪はマーケットの規模が違う。なので映画に限定したテーマパークにわざわざお客さんは集まりにくい。映画以外のコンテンツが必要であることは数学的に自明。自分に情熱があるのであれば、同じくらい鋭利な客観性が必要であり、その一つが数学。冷たさだけでは人はついてこないし、熱さだけでは道を間違える。
- 数学で鍛えられるのは論理的思考力。数学が得意不得意関係なく、論理的思考を鍛えられるので勉強が必要。要領がよくない人は”どうしようもないこと(変えられないこと)”を一生懸命に取り組む。
- マイナスなポイントをポジティブに変換する。グリーンピアという保養施設には「山しかない」のではんく「山がある」。山があることで何ができるか考え抜いた。山に人を呼ばなければいけないので、大自然に入っていきたい人間の本能を理解するため、猟師に弟子入りした。お客さんの本能を理解しないと、本能に刺さるものが作れない。それには現場に飛び込む必要がある。
- 「文脈」によってはどんな特徴も強みになる。物自体を変えられないときはお客さんの眼鏡を変える、額縁を変える。弱みの見せ方を変えることで成功した。
普通人間は弱点を直そうとするが、ナスビはキュウリになれない。ナスビは立派なナスビになるしかない。弱みが強みになることはない。弱点をなおして平均的な人間になるより、突出するべき。例えば経理部に配属されて向いてなければ辞めてしまってもいい。ただし数年間は本気で取り組むべし。会社は強みに給与を払っているので、弱みを鍛えても給与は増えない。- 強みは動詞の中にヒントがある。例えば「鞄が好き」なのであれば「鞄をデザインするのが好き」というのが強みのヒントになる。「サッカーが好き」なのではなく「サッカーの作戦を立てるのが好き」ならば分析能力やリーダの資質があったりする。
- 良いものがあったとしても、消費者の頭の中に無いものは無い。
私の場合は数学というと、集合論とか代数を想像してしまいます。
でも集合論こそ、論理的思考を鍛える最も良い教材だと思っています。
動画でも言っていたように、別に得意にならなくても、そういうのを考えることが重要なのだと思います。
最後に「病的な例」とかちょっと懐かしい気がしました。
測度論のとき以来です。
数学方言解説、今あるのは
— 龍孫江(りゅうそんこう)数学YouTuber/可換環論botやって〼 (@ron1827) 2022年5月1日
・特徴づけ/特徴づける
・自然な/自然に
・一般性を失うことなく
・〜と(仮定)してよい
・〜が存在して…となる
・一般に/一般には
・自明である
・自明な例
・ほとんど
・病的な例
・標準的な
・誘導される
・生成する/生成される
・充分に〜な
くらいですか。
おまけ
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