漫画やドラマに登場する人物が出世したり、高い評価を受けたりすることがあります。島耕作シリーズが良い例です。
漫画やドラマのワンシーンで昇給したり抜擢されたりするのをみて、「優秀だとこうなるのか」と思いがちです。
「優秀とは何か?」という定義は曖昧ですが、素早く質の高いアウトプットを出す人ということにしておきます。
社会人になると思うのですが、こういう素早く質の高いアウトプットを出す人というのは、確かに新卒から1~2グレード上がるのは早いですが、ある程度しか出世しない傾向があるような気がします。
本当に出世する人というのは、もちろん素早く質の高いアウトプットを出す能力はあると思います。と言っても、部門内などで一番アウトプット力がある人を10とすると、せいぜい7くらいでしょうか。少なくとも一番ではありません。
でも本当に出世する人というのは自分で仕事を作ったりする気がします。自分で「これが重要だ」と定義づけて上司を説得したり、周りを巻き込んだりします。
そんなことを考えていたらこういう記事を見つけました。
要点は下記のとおりです
- 著者の観察によれば、20代でマネジャーになる人は、「仕事を持ってこれる人物」。「仕事をこなす能力の高い人物」ではない。
- 「仕事を持ってこれる人物」というのは、クライアントの気持ちを察して、高飛車にならず、うまく自分の提案を差し込んで、彼らの一員であるか如く振る舞える、ような芸当をできる人
相手の気持ちを察するというのが問題発見の起点なのでしょう。チーム内で仕事をするのでも割とこういうのは必要です。
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