最近、古いブログをいろいろ整理しているんですが、これが結構楽しいのです。

例えば、ぼくは25歳~29歳位までは一週間に一回程度、はてなブログにその週の出来事や思った事を書いていたのですが 、こいつらをよくよく読み返してみると「仕事が大変だ」とか「この仕事は面白くないけど、いつか面白くなるだろうから頑張ろう」など自分を鼓舞するようなことばかり書いていました。

前の仕事は、というか前の会社は新卒として入社したのですが、希望配属とは違ったし、機械設計だったんですけど仕事があんまり面白くなかったし、社風もあんまり好きではありませんでした。

「じゃ、何でそんな所に入ったんだよ?」と言われればそこまでなんですが、、、なんかね、その時はそれがいいと思ったんですよ。有無を言わずに頑張ることが美徳だと、その時は思っていた訳です。

今思えば、当時の自分は間違っていた。。

昔のブログにも書いてあったんですけど、「石の上にも三年」とか「置かれた場所で頑張ろう」とか、本部長の講和で聞いていたんで、頑張ろうと思ったのです。

でも配属されて一週間程度で「ああ、なんかこの職場で定年まで働く気になれないな。というかこの仕事はきっと面白くないんだろうな。。」と感じて、それが5年程度過ごしても一回も心変わりしなかったんです。今思えば、ぼくのファースト・インプレッションかなりの精度で当たっていたということです。

そういう意味で、ホリエモンの言葉は秀逸です。

結局何が言いたいかというと、置かれた状況で楽しくなる様に、事態が好転するように努力することは大切なのですが、それにも限度がある、ということです。しょうもない考え方にかぶれていたなぁ、と自分のブログに気づかされました。

ブログや日記を書いておくと、後に自分を客観的に振り返ることが出来る

ということで、ある人やある組織の考え方やイデオロギーにどっぷりはまってしまうのも、ちょっと問題かと(ホリエモンの発言をほめた後に言うのも難ですが、、)。時々客観的に自分のことを見つめられるように、何らかの仕掛けを施しておくべきなんでしょうね。その一つがブログだたりするわけで、あとで読み返してみると「あの時の自分の考えは稚拙だったなぁ」なんて気づくわけです。

まぁ、そんな感じで。ではでは。