昨晩、たまたま寝る前に見ました。
ラングランズ・プログラムって昔講演会で聞いたことがある気がするけど、うろ覚え(というかほとんど覚えていない、、)ので、例によってウィキペディアで調べました。
TVでは「数学を統一する」ということでしたが、なんとなくウィキペディアの内容と語感が違うぞ?って感じでしたね~。
この方はプレゼンがすごく上手で、数学というよりもこちらに惹きつけられました。番組内では幾何の話、具体的には多様体(放送内では多様体という言葉は使っていない)から群の話へと流れて行きました。
気になる説明やフレーズを五月雨式に列挙するとこんな感じですかね。
- 数学とはどの学問よりもエキサイティング。ぼくは中でもラングランズ・プログラムという分野に取り組んでいる。これは数学を統一するものだ。
- 数学の研究はパズルに似ている。完成見本の無いジグソーパズルのようなものだ。ピースを当てはめていくとやがて島のようなものが出来る。一人でやると大変だから、友達に協力してもらう。友達も島を作る。そして島同士をつなげる。このつなげる行為が、数学の統一である。
- 数学の統一というのはただの知的好奇心でやっているわけではない。数学を統一することで、今まで解決できなかった問題が解決できる可能性がある。例えばフェルマーの最終定理がそうであったように。
- 人間はいちごの数を数えることで数を発見できるけど、指に糸を巻きつけた回数でも数を知ることが出来る。しかし、糸のほうが気づきにくい。途中で考えるのをやめることもできるけど、楽しくなってきただろう?
- 対称性ということについて考えよう。丸いボトルと四角いボトルはどっちが”対称性”高いのかな?答えは丸い方。たとえばマルイボトルは僕が見つからないように回転させれば気づかれないからね。
- さっきの丸いボトルは上から見ると円だね。では円について考えよう。たとえば20°回してから30°回すとどうなるだろう?答えは簡単、足し算して50°回したことになる。2つの点から第3の点を作ったことになるんだ。
- 他にも3つの果物が置いてあったとする。2つを交換してみよう。そのあとにもう一度交換しよう。さっきの円の例と打って変わってわかりにくくなったけど、これも一種の置換だよ。
若干セリフが違ったりしますが、そこら辺はご愛嬌で。。。
また来週も見よう~。
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