無料で参加した人って,結局真剣味が足りないんじゃない?って思った話です.
昨今,インターネットが普及してから様々なサービスが無料で利用できます.
例えばGoogleのGmailやストレージサービスが無料で使えたりします.TwitterやFacebookなどのSNSもそうですし,このブログサービスも無料で結構な事ができます.無料でYoutubeやニコニコ動画が見れたりもして,自分の中で娯楽の中心になりつつあります.
こういうサービスが無料で使えることはすごく良い世の中だと思うんですよ.
一昔前はメールを使うのにもプロバイダと契約して,月あたりに幾らか取られていましたからね.
多少広告がついていたとしても,無料であれだけの機能が使えることは嬉しいことです.
では,例えば資格試験が無料で受けられるとしたらどうでしょうか?
何人かの人は「どうせ無料で受けられるし,次回頑張ればいいや」と思って真剣に勉強しなくなるでしょう.当日に「寝坊したし,なんかめんどくさいから今日はサボろ」と思う人も出てくるでしょうね.
一方で,受験料が高かったら「お金が勿体ないから,自信はないけど記念受験くらいするか」という風に一応は真剣に受けようとするものですよね.
さて,ぼくは半年くらい前にとあるサービスに参加しました.
そのサービスはある条件を満たした人は無料で使えるんです.ぼくはその条件を満たしていないので有料で利用しました.
ある時,コミュニティみたいなものがあって,無料で参加した人に合う機会がありました.
その人達は最初は真面目に取り組んでいる風でしたが,途中で飽きてめんどくさくなったのか,段々やる気があるのか無いのかわからないような態度に変わりました.
そして結局は「今回はノーディールで無かったことにしましょう」と言い出してきたわけです.
別の日にも同じようなコミュニティがあったのですが,その時も同じような感じでした.
正直こっちとしてはお金を払っているので,そういう人たちにはもっと真剣に取り組んでもらわないと困るわけです.
最初はその人達がたまたまそういうキャラクターだったのかなぁ,なんて思っていました.またま仕事でトラブルがあって課外まで気が回らないのかなぁ,ともおもっていました.
でもよくよく考えてみると,その人達は無料参加だから余り真剣に取り組んでいようような気がしました.
その人達は今回を逃しても次回も次々回もあるわけです.なぜなら無料ですから.変化球を一生懸命追って打つ必要などないのです.ストライクゾーンど真ん中が来るまで待っていればいいわけです.なぜなら無料ですから.
ある講演会のイベント担当者の話では,有料の講演会では参加率が9割を超えるのですが,無料の講演会ではドタキャンなどで半分くらいが欠席するそうです.
なんかこれって,前述のサービスと同じことが言えるような気がします.
要するに何が言いたいかというと,一人で無料のサービスを使う分は存分に使って飽きたら辞めればいいけど,複数人で無料と有料が混じっている場合は気をつけようぜ,ということです.
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