結構有名な本なんですが,面白かったので読書メモを起こします.
①問題そのものを疑う問題の意味が明らかになって,それからおもむろに答えを考えるのではなくて,問をと問い直すことと,答えを試みる.問題はそれを問題にする背景を持っている.背景が異なれば問題の意味も変わるし問題も問題じゃなくなる.②論理を有効に使う「論理的に考える」とはいいかげんな言葉.だけど,論理は言葉の意味をすることころを引き出してくれる.手持ちの情報を最大限に活用するには,その情報の意味するところを引き出してやらなくてはいけない.それが論理の力.しかし,論理的に展開しているつもりで,ぼくらはそれに騙される.論理的にはそうだけど何かおかしいと感じたら,その直感も大事にしたほうが良い.③ことばを鍛えるひとまとまりの状況を様々なパーツに切り分けて,パーツを関係付ける.それをぼくらは言葉で作業する.だから,色々な言葉を持っている人は色んな可能性を試せる.④頭の外へ問題の眼差しをよく考察すること.一つ具体的な方法は思いついたことを何でも書き出してみること.自分が持っているものを吐き出す.吐き出したらそれをなるべく「読む」のではなく「見る」事ができるようにしたほうが良い.⑤話し合う文字通り
私は"直感"というのはあんまり信じていないんですよね.例えば誰かが思いも寄らない行動をしたとき「多分~~ということだろう」と直感で判断しますけど,大体は外れるんですよね.でも"違和感"は大体当たる気がします.なので違和感を大事にしようかなと思いますね,私の場合は.
コメント