新型コロナウィルス感染症が流行りだしてから１年以上が立ちました．今月の半ば頃から高齢者を対象にワクチン接種が始まります．新型コロナウィルスの終息に向けて一歩前進すればいいなと思います．

去年の今頃は志村けんさんが亡くなって一気に緊張感が高まった気がします．「コロナはただの風邪」と言っていた方々も何人かは考えを改めました．

そのあと緊急事態宣言が発令されてエッセンシャルワーカ以外は外に出ないようになりました．用事がって電車に乗ってもほとんど人がいませんでした．あんな体験は生まれてはじめてだったと思います．戦時中ってこんな感じだったんですかね？

さて，この間世の中では何かが変わったでしょうか？？　リモートワークが中心になったり分断が進んだりと色々あると思いますが，ぼくが思う大きな変化の一つは多くの小売店が潰れてしまったことですかね．ぼくの家の近くのコーヒーショップも潰れてしまいましたし，横浜駅のいくつかの飲食店も潰れてしまいました．東京駅の東側の飲食店もかなりの数が潰れてしまいました．

一方でウーバーイーツのかばんを背負った自転車やバイクを多く見かけるようになりました．出前館やフードパンダの広告もよく見かけます．飲食店の構造がだいぶ変わった気がします．

話は戻ってワクチンについて．日本のワクチン接種がだいぶ遅れていると話題になっています．イスラエルなどの国がワクチン接種の開始が結構早くて，陽性者数や死亡者数が激減したことを報道で目にしました．日本はおそらく海外の様子を見て効いていることを確認してから打ち始める算段だったのかもしれませんが，それでも遅すぎます．

ワクチン接種が遅れた国はどうなるんでしょうかね？？国際社会から取り残されるのかな？なんで思います．

先月緊急事態宣言が明けました．１月上旬から３月半ばまでと結構長い期間でした．宣言が終了した理由の一つが「もう打つ手がないから」．これは笑い事ではなくて，多くの人が自粛疲れをしてしまって，コロナに感染するリスクよりも外で遊んだり宴会をする方を選んでしまうようになった，ということです．もうこれ以上自粛は無理なのかもしれません．

現時点では変異種に対してワクチンが有効なのか明らかではありませんし，その前にもうだれも自粛を守らないのかもしれません．ワクチンが超有効だったりウィルスが弱毒化したりして，少しでも早くもとの生活に戻れればいいなぁ，と思います．