仕事のモチベーションというのは維持するのが難しい時があります。
これは昔から感じることで、仕事を引退するまでモチベーションを維持するのは相当難しいものだと思っています。
引退までモチベーションを高く維持できる人は本当に稀かと。
さて、昔はモチベーションを維持できる条件は次のように思っていました。
- 自分の好きな仕事、もしくは楽しいと思える仕事に従事している
- 周りから重宝される、特別に扱われる
ただ、実際にはそんなことはなくて、どんなに楽しい仕事をしていても段々と飽きてきますし、チヤホヤされても慣れてしまえば何も感じなくなります。
「新しいことを覚える」とか「給与が増える」みたいに何か漸増するものがあればモチベーションを維持できそうですが、必ずしもそういうものが用意されているわけではありません。
そんなことを思いつつ、似たようなことを書いている記事を見つけました。
この記事で表現されているように、「レベルの上がらないロールプレイングゲーム」というのが、モチベーションを失う一つの原因かと思います。
もう一つはマイナス感情というのがあると思います。
”マイナス感情”というのはこちらの動画から拝借した言葉です。
【漫画】『「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?』をわかりやすく解説【要約/上村紀夫】 https://t.co/QNwPlfZe7l
— SHU10038 (@SHU10038) 2021年12月18日
じゃあ,自分がマイナス感情に苛まれたときにはどうしよう?って感じですね.それは別の議論なんですかね?
こちらの動画では、マネージャや経営者目線でマイナス感情をどう扱うべきかについて述べられています。
ただ、自分の中のマイナス感情が芽生えた時にはどう扱うか、”レベルの上がらないロールプレイングゲーム”という状態に陥った時にどのように対処すべきか、について考えたいと思います。
何かインセンティブをつくる
"飽き"を解消する一番簡単な方法は、自分自身にインセンティブを与えることだと思います。
昔、ゲーミフィケーションというのが流行りました。
「頭がいい人の脳の使い方」をわかりやすく解説【要約/小田全宏】 https://t.co/wRJbb5sFFw
— SHU10038 (@SHU10038) 2022年4月3日
ゲーミフィケーションというのを思い出しました。創意工夫で集中力を高められるわけですね。
自分なりに仕事が面白くなるように何か工夫をするというのがあると思います。
「仕事が面白くなるように工夫をする」というのは当然のように思えますが、結構難しいものです。
私も工夫の仕方を工夫するための模索をしました。
多分一番簡単な方法は記録をつけることです。
ダイエットを続けるためには体重を測定して記録することだといわれています。
目標までの進捗が見える化されれば、前に進んでいる感覚があるので、モチベーションを維持しやすいということです。
例えば、始業してから退勤するまでの時間を記録し続けるだけでも結構違います。
「今日は早く終わったぞ」とか、「同じ仕事が早くできるようになったぞ」などと成長を実感できます。
環境を変えてみる
”レベルの上がらないロールプレイングゲーム”を脱却するには、環境を変えてみるのが一番手っ取り早いと思います。
同じ洞窟のモンスターを倒していてもレベルが上がりにくくなるので、違うダンジョンのモンスターを倒すべきです。
転職して別の仕事を始めてもいいし、別の部署に異動してもいいし、別の案件に取り組んでみてもいいのかと思います。
こういう環境を変えてみるのって、一念発起しないと難しいことが多いです。
同じ状態を維持するほうが楽だからです。(最近はこういうのをホメオスタシスとかいうそうです)
自分で自分を追い込んでみるのも大事です。
最後に
学生の頃は人から褒められたり、賞を取ったりするとモチベーションがあがりますが、大人になると自分で自分の気分を操るのは大事です。
外部から与えられる刺激に誘発されるのは二十歳で卒業して、それ以降は自分で工夫してコントロールするべきですね。
(余談ですが、今年から18歳から成人扱いになりました)
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