新入社員のころは「何でもやってみよう」とか思っていましたが、最近はそうは思わないです。ハングリー精神を失ったのでしょうか。

年を取るとそんなものか、なんて思っていましたが、よくよく分析してみると、たぶん恥をかくのが嫌なんでしょう。

それなりのポディションになったり、周りから一定の評価をもらったりすると、それを崩したく無いという気持ちが働くものです。

ハングリー精神というとカッコ良いので何か自分に合わない気がしますが、自分の言葉で表現するならば『厚顔無恥さ』が年齢とともに失われているのでしょうか。

 

恥をかくのが嫌なのは、所属するコミュニティから追い出されるから

なんとなくYouTubeを見ていると私の思っていることを代弁するような動画を発見しました。

これにあるように、恥をかくのが嫌なのは繋がりが切れるからなんだと思います。

人とのつながりを失う不安があるから恥をかくのが嫌なのだと思います。

 

ではどうすれば恥をかくことに何も感じなくなるのか?

一番はプライドを捨てることだと思います。

多分恥をかいてコミュニティから追い出されるというのは稀だと思います。

(いや、実際にそういう奴は居るけど、そもそもコミュニティとパーソナリティがあっていないのだとおもいます)

コミュニティではキラキラした人がいて、周りからもチヤホヤされています。

周りからチヤホヤされるから、「ああならなくてはいけない」みたいな変なプライドが働くのだと思います。

キラキラしたのにとらわれすぎると、恥をかくのが嫌になるのだと思いました。

まずはそういう感覚を捨てることから始めるべきかと思いました。

 

 

もう一つは自分というものに慣れる、というのがあると思います。

昔カセットテープに初めて自分の声を吹き込んだ時に「自分の声ってこんなんだっけ?」などと戸惑いを覚えました。

骨格を伝わって聞こえる声と、空気を伝わって聞こえる声は違うわけです。

これは空気を伝わって聞こえる声に慣れてないからだと思います。

自撮りして、自分を客観的に見ることに慣れてしまえば、おのずと恥をかいたりするのに何も感じなくなるのでしょう。

これって、下記のリンクの話に近いのだと思います。

shu10038.weblog.to

 

仕事でも「何が分からないか分からない状態」になり、恥をかきたくないので誰にも質問できないことがあります。

何が分からないか分からない状態になり質問できずにいるとずっと引きずるので、恥を承知で聞いてみるのが一番であるというのを知っているつもりでした。

多分こうやって、恥をかくことの場数を踏むと慣れていくのだと思います。