最近は「諦める」というのは結構重要な心理テクニックなんじゃないかと思っています。

「諦める」というとネガティブな印象を受けます。少年漫画を読んで育った者としては、諦めると何かまずい気がします。諦めると試合終了、みたいな。

でも、一定期間にそれなりに頑張ってみて「諦める」というのは割と重要な気がするんですよね。こういうのを”良い諦め”とでも呼びましょうか。

”良い諦め”の例としては、

  • 自分に向いていない事は諦める。自分が苦手なことはいくら頑張っても改善されない。例えば、私の場合は間違えをチェックしたり、一字一句間違えなく書類を作成したり、がちがちに決まったルールに従って仕事をするのが苦手。
  • 他人から褒められたり認められたりするのを諦める。新しいコミュニティに属すると最初は褒められたり目をかけられたりしていただけるけど、新しい人が入ってくると、そっちに”目にかけリソース”が割かれてしまう。要は承認欲求を満たすのを諦める。
  • 同じやり方に固執するのを諦める。当然同じことをやっていても上手くいかない訳で、全然違アプローチが必要。固執するのは変なこだわりやしょうもない理想を持っている場合があるので、一度離れてみると何か違うアイディアが生まれることがある。押してダメなら引いてみる。

 

こんな感じで、諦めて見ることで視点が変わるので、今まで見えなかったものが見えたりします。

また、いらんこだわりから解放されるケースもあります。しばらく褒められ続けると、妙な承認欲求が芽生えがちです。スパッと諦めることで、「ああ、あの感覚は要らなかったんだ」という気づきがあります。

自分に向いてないことや苦手なことはそれなりに努力して糸口がつかめないようであれば諦めてしまったほうが早いのかと思います。食わず嫌いは駄目ですが。

 

ではどうやったら上手く諦められるのでしょうか?

例えば、細かい作業はあきらめる代わりにアイディア出しを頑張る、特定の人との人間関係を諦める代わりに、仲の良い人をより大切にする、など何かを諦める代わりに他のことをするなどと条件を与えると上手く諦められる気がします。

 

流れに逆らうよりも、上手く流れに身を任せたほうがいいな、なんて思いました。