面倒くさがりについて、良い面倒くさがりと悪いめんどくさがりがいるようです。私も面倒くさがりで、口癖が「面倒くせえ」です。ドラマ版池袋ウェストゲートパークのマコトみたいですね。(真似しているつもりはないです)

そんな中で、こんな記事を見ました。

blog.tinect.jp

(中略)

つまり「人類はすべて、怠け者」という事だ。

 

だが、普通はそれを乗り切るために、

・簡単な作業に小分けする

・中間結果を出して長期記憶に覚えさせる

・すぐにいっぱいになってしまう作業記憶を使わずに紙に書き出す

といった方法を使って、過大な負荷を防ぎつつ、時間と行動を管理して長丁場をしのぐ。

 

心理学では、これらを「実行制御」という。

つまり「面倒くさがり」とは、心理学的には「やる気が不足している」のではなく、単に「実行制御の能力が低いのであきらめてしまった」だけ。

つまり能力不足だ。

 

実行制御の能力が低い人は「タスクの洗い出し」や「スケジュール化」ができない。

無理にやらせようとしても、一種のパニックに陥って、かえって仕事が進まなくなってしまう。

 面倒くさいとおもうのは一つ一つのタスクが大きすぎて、実行するのに労するから”面倒くさい”と感じるのでしょう。つまり面倒くさがりというのはタスクの分解が下手なんだと思います。

 タスクを分解するという癖をつけないと、延々と面倒くさがりが治らないものだと思いました。

 

一方で面倒くさがり肯定論というのもあって、例えば「面倒くさがりだからこそ、楽な方法を考える」という考え方があります。

結局は良い面倒くさがりと悪い面倒くさがりがあって、「なるべく楽しよう」というのは良い面倒くさがりなんでしょう。「楽しよう」と呪文のように心に響かせることが"良い面倒くさがり"の第一歩なのでしょうね。

 

おまけ