先日統計検定という資格に合格しました。
統計検定準1級に無事合格しました! 腕試しのつもりで受験したけど、合格してよかったです。
— shuichi-o (@SHU10038) 2023年10月1日
9月から準備をスタートして、平日2h、休日4h程勉強したでしょうか。統計学ワークブックを解剖するように勉強していきました。
それなりに勉強しましたが、あえて勉強し過ぎないのも大事だと思いました。
これまでに機械学習とか統計とか勉強したので、力試しに受けてみようというのが動機です。なにか取っておけば後でPRしやすいと思ったのも受験した理由の一つです。それと数学が好きなので受けてみたというのもあります。
あとは、私は学生のころから勉強が苦手で、大学受験の時には勉強した割には結果がついてこなかったという苦い思い出があります。なので大学学部生の時には勉強アレルギー気味でしたが、卒研や修士博士の研究くらいから勉強して分からないことが分かったり、新しい発見があることが面白いと思うようになりました。そんな青春時代へのリベンジとして、それなりに難しい試験を受けてみようと思い立ったのも理由としてあります。
さて、どういう本を読んだなどという話は他の人が書いた合格体験記がネット上に大量にあるので、そちらを参考にされると良いと思います。(というか、ぶっちゃけ統計学実践ワークブックくらいしかやっていません)
ただ、そういうブログには「〇〇という本を読み込んだ」などと具体性に欠けたり、「XXという問題集を5週した」という風に小学校の計算ドリルのごとく同じ問題集を繰り返すという苦行っぽいことが書いてあったので気にりました。
"読み込む"のは良いとして、何をもって正しく理解したと判断したのか不明でした。大学受験の苦い思い出があるので"問題集を何周もする"というのが嫌で仕方がありません(というか問題集を何周もすることに意味があるんでしょうか)。
というわけで、勉強の考え方から模索したり良い方法が無いかと探しながら試験勉強を進めてみました。個人的に良かった考え方や方法などを紹介します。
1.思い出す
『思い出す』という行為は、勉強したことが非常に定着するようです。
最高の勉強法・効率的な覚え方【科学的根拠のある効果的な学習方法について医者が解説】 https://t.co/QDanmFrpec
— shuichi-o (@SHU10038) 2023年6月20日
ためになりました。
過去にも類似の事を何度か記事にしました。
”具体的にどう思い出すか”については色々あるとは思いますが、私の場合は
- ノートに勉強したことを落書きする。落書きをする際には「それってどういう事?」「一言で言うと?」「重要なところは?」などと自問自答してみました
- エア授業みたいなことをやって、Windowsのボイスメモに録音して聞く
という事をやりました。思い出した時に、思い出せなかったところや知識が怪しいところが後で振り返れるように工夫しました。
落書きの仕方はこちらを参考にしました。
キャリアアップしたい。資格をとりたい。でも勉強は得意じゃない……。
— STUDY HACKER公式 (@study_hacker) 2023年6月10日
そんな人でも思わず勉強好きになるかもしれない「モニタリング勉強法」をご紹介!
勉強を楽しむコツは「苦手克服」にありました。https://t.co/JsXynXEXQX
演習問題は何周も取り組んでしまうとやり方を覚えるようになってしまうので、演習問題も解きましたが、思い出すという作業も重視しました。
2.弱点を埋めつつ、網羅的に勉強する
Youtuberにドズルさんというゲーム配信者がいます。今でこそ登録者を伸ばして確固たる地位を確立しましたが、かつては試行錯誤を繰り返していました。その試行錯誤の一つにサブチャンネルというのがあって、そこで勉強法について語っていました。その動画によれば、「勉強というのは分からない所を分かるようにする作業である」とのこと。彼は有名進学校から国立大学医学部に進んだらしく、勉強が得意だったんだとか。そんな彼が勉強の事を語るのには重みがあります。
前置きが長くなりましたが、彼の語った「勉強というのは分からない所を分かるようにする作業である」というのはまさにそうだなと思いました。出来る問題ばっかり再確認しても意味が無いわけです。出来ないことを一生懸命やるので、勉強はある意味筋トレに近いのかもしれません。
その分からない所をあぶりだす作業が、下記のドラゴン桜のメソッド。
【自分の弱さを知り強さに変えるのが成功への道って話。(1/4)】 pic.twitter.com/LVKm3So653
— ドラゴン桜2(公式) | 全巻半額セール開催中! (@mita_norifusa) 2023年10月13日
Stady hackerにも同じことが書いてありました。
こんな感じで、苦手なところをあぶりだしつつ、上記1.の思い出すという作業をして補強しました。
3.時間制限を設ける
時間制限をするというのも割と良かったと思います。中学や高校のときに運動部の人でも学業成績が良かった人が結構います。そういう人は、部活に時間を取られるので「ここしかない」という時間を見つけて集中するんだとか。
それと同じで、敢えて時間を区切ってしまうのが集中する秘訣かと思いました。「勉強期間は1か月」とか「平日は2時間。土日は4時間まで。それ以外は自由に遊ぶ」などと時間を区切ってしまうのが結構よかったと思いました。
それに、制限時間を設けると「時間内に工夫しよう」という気持ちが働きます。
とにかく、制限時間を設けて区切ってしまうのはかなり有効でした。
4.二段階下から始める
これは今回は試していないのですが、「独学大全」という書籍に書かれていた方法です。文字通り2段階下から始めるというものです。英検1級を受けるのであれば、英検2級から始めるというイメージでしょうか。
今回の試験勉強の場合は、非常に簡単な書籍を読むことから始めました。
そのほかはこんなんですかね
これで捗っちゃいますね。 pic.twitter.com/Sw8iXssDzW
— シアニン|ライフハック図解 (@antoshia2n) 2023年8月24日
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