ほぼ日ブログ、本日は最近の話題について。

 

セクシー田中さんの作者である芦原先生が亡くなったのは先月の事。その後から、出版社と原作者のもめ事を噴出しています。業界構造の歪みを見て取れます。

 

先日日本シナリオ作家協会がずれたことをコメントして炎上していました。

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そしてクドカンとか三谷幸喜などの一流は、この協会に所属していないという事が判明しました。

 

また今週、多くのネットニュースで掲載されていたのが、『ブラックジャックによろしく』や『海猿』の原作者である佐藤先生のブログ。

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原作者が軽く見られているのが分かります。素人目から見ると、原作者が一番裁量があるように思えます。作品の映像化を許可したり、脚本の承認は原作者が行うようなので、生殺与奪の権利を持っているように思えます。

だけど、実際には違うという事をここ数日で知りました。

 

原作者と日テレのトラブルに関しては、今の所詳しい経緯は報道されていません。恐らく日テレも報道しないのでしょう。今朝の記事によれば小学館も報道する予定はしないようで、社内からも反発を招いています。

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この黙殺に対して、漫画家からも怒りの声があがっています。

news.livedoor.com

日テレや小学館にとっては時がたって忘れ去られるまで放置しておくのも作戦の内なのかもしれません。ただし、信頼を失うのも時間の問題のように思えます。

 

今年になってから、こういう社会の中でも閉ざされた世界について、いくつかが明るみになっています。日本ではストライキが起きにくいので、不満があっても我慢する傾向にありますが、海外はどうなのでしょうか?

 

日本が良い方向に向かっているのか、足の引っ張り合いが激化しているのか分からなくなる昨今です。