本日の記事はふと思ったことについて。

 

自責と他責というものがあります。自責というのは何か不手際が起きた時に自分の責任と感がる事。他責も文字通り。

新入社員の時に、職場の偉い人の講演会で「自責で考えなさい。その方が成長するから」という言葉を今でも覚えています。

確かに、自分でコントロール出来るのは自責の範囲なので、”自分には何ができただろうか?”とか”自分のどこが問題だったのだろう?”と、自分の責任範囲を振り返ることは成長につながると思います。昔の職場の偉い人の考え方には概ね同意です。

 

ただ、色々な事を経験するうちに、”何でも自責論”にはちょっと限界がある気がしてきました。何というか、自責で考えていると段々病んでくるんですよね。自分が悪かったところを探せばいくらでも探せます。自分の過失を探しているうちに段々と、「私が悪うござんした」みたいな気持ちになってきます。

それに、どう考えても自分の悪い部分は2割くらいで、その2割を改善したとしても、結果は変わらなかったんじゃないのか、というもあります。

まあ、何でも自責には限界があることの例としてはこんな感じです。

 

何でも自責論は座右の銘みたいな使い方は良いとは思いますが、人には勧められないですねー