プロマネの本を最近読んでみました。気になる点をメモしておきます。

 

 

 

プロジェクトの基本

  • プロジェクトとは「独自の目標」と「期限」を含む「活動」であり、プロジェクトマネジメントとはこれらのやりくり。
    管理するためには、例えばスケジュールなどを作成して見える化する。
  • やりなおしを防ぐために「要求事項」を確認する。要求事項を作成すると利害が衝突することがある。この時には双方にとって望ましい計画に改善する。
  • プロジェクトの目標をまとめた「プロジェクト憲章」を作成する。プロジェクト憲章にまとめるものは「プロジェクト名」「背景と目的」「成果物」「納期」「前提条件・制約条件」「予算」「実施場所」「プロジェクト体制」「主要ステークホルダ」「リスク」「変更・コントロール」「承認日」
  • 目標設定が難航したときはスモールスタートする。
  • 要素分解するためのツールとして「WBS」というツリー図がある。一層目にはプロジェクトの目標や名称、二層目にはプロジェクトの達成のための大枠として「どの成果物がパーツとして必要か」、三層目には「要素成果物」要するに成果物を完成させるために必要なパーツ、四層目には要素成果物を完成させるために必要な作業として活動タスクを記載する。この項目をそのままガントチャートに反映する。
  • 最初に必ずキックオフミーティングを行う。キックオフで大事なことは①細かい話はせずモチベーションをUP、②メンバー同士の交流を促進させる
  • 進捗報告のルールを決める。目安は一週間に一回。進捗に異変を感じたら、すぐに是正措置をする。
  • プロジェクトが終了したら必ず「プロジェクト終了書」を作り、未来のために教訓を残す。
  • プロジェクトはゴールから考える活動の為、目標から逆算して「いつまでに何が必要なのか」を考える。これをバックキャスティング思考という。
  • マネジメントではクリティカルパス(スケジュールの所要時間が最も長い経路)を意識する
  • プロジェクトマネージャはつねに3手先まで読んでおく